新しいパソコンを買った。
戦争映画をブルーレイで買ってしまい、今のパソコンでは
見られないことに気付いた。
やっとブルーレイを見られるパソコンを買ったが、自分では
初期設定ができないから、秘書がやってくれる。
問題なのは膨大なアイデアや情報を新パソコンに移さねば
ならぬこと。
だが、パソコンを使わない日はないので、旧パソコンを
秘書にあずけることが出来ない。困った。
『大東亜論』のコンテを来年1月まで描き上げ、いよいよ
例の大作に挑む。
タイトルもまだどうなるかわからないから、『卑怯者の島』
というタイトルは今後は「例の大作」としか表記しない。
例の大作は一人で集中してペン入れするために、わざわざ
マンションを一戸借りていたほどだった。
今はそのマンションはないし、自宅の書斎で集中して描かね
ばならない。
一旦、連載を中断すると、よほどの覚悟と、売れる保証が
ないと、再度描く気力が起こらない。
どうしても逃げてしまう作品だったが、小学館の編集者や、
高森さんの応援もあり、ようやく気力を奮い起こして
やる気になった。
今日は書店で資料になる本を見つけに行かねばならない。
ネットだけで漠然と望む資料を見つけるのは無理で、
書店巡りを繰り返すうちに、発見することはよくある。
やっぱりペラペラめくってみることは大事だ。
書店が潰れていくのは文化の大損失だと思う。